「氷室京介 MOON」 いいよこれって話
みなさん こんにちは
毎日 お疲れさまです。
本日は久しぶりにわたくしの好きな曲を
紹介しますね。
というのもですね、最近音楽を聴くことに意識してまして、ただのBGMとして
自分の頭に流すのではなく、心に聞かせる事が素晴らしいと思ったからなんですよね。
普段朝から電車の中で聞いてるのと
疲れて、寝る前にちょっとしたリラックス時間に聞くのでは全然違いますよね。
そんなリラックスしてる時にこそ
心を擦り減らしてる時間ではない時に
好きなアーティストの音楽は心に染みるんですよね。
本日紹介するのは
「氷室京介 MOON」 いいよこれって話
はじめにお伝え致しますがわたくしは
学生の頃から氷室京介さんが大好きでして、いくつかの記事も作ってますのでそちらもご確認して頂ければと思います。
アーティストとしての生き様がかっこよく、わたくしもこうなりたいなぁと思いますね。
そんな中でも、氷室さんがバンド活動を解散し、ソロになって時が少し経った時に作った曲が非常に良いんですよね。
それがMOON
なぜ 夜空を見上げたのだろう
なぜ あんなに泣いたのだろう
なぜ 思い出まぶしいのだろう
なぜ 微笑み捜すのだろう
なぜ 孤独は消えないのだろう
なぜ 明日は争うのだろう
歌詞の一部を抜粋しましたが
「なぜ」と6回も曲の中で問うんですよね。
その問いの内容は非常に優しいものではなく、むしろ「生きる」ことに注力されており厳しささえも含まれています。
この曲の成り立ちとして
実は氷室さんが2人目の子供が生まれた時に、世間は天安門事件で賑わせていた頃なんですよね。
当時の中国は国が国民を自由を剥奪し、管理社会として成り立っていました。
そこに国民達が結束し、天安門でデモ活動を行い
有名なのは
ある国民が戦車の前で命懸けで訴える映像がみなさんもご存知かと思います。
ところが、政府はそれさえも揉み消しに
するがの如く中国の闇が世界中に発信されましたね。
そんな時に子供を2人も授かっていた
氷室さんはロック歌手の「氷室京介」 ではなく、ある1人の父親の「氷室京介」としての顔で曲を作ったのが
MOON
なんですよね。
あるLiveではこのように語ってます。
その土地ではここからあなたで、ここからはわたしの領地とボーダー(線)を引いてる。
ところが月から見た地球はどこにもボーダーがなく、ただの惑星。
MOON / KYOSUKE HIMURO TOUR 2010-11 COUNTDOWN LIVE AT BUDOKAN
このように、わたし達は惑星に住む住人に過ぎず、争いや略奪、政治や嘘によって誰かが誰かを支配しようとすることが近年特に増えてきましたよね。
それは日本だけでなく、世界中で。
だから曲には考えさせるように
「なぜ」と繰り返し問いてくるんですよね。
わたくしも大人になるにつれ
「なぜ」と自分自身に問いかけることが
少なくなってきまして、そんな状態で聞いた時に純粋に「なぜ」と少年のように問うと涙が出てきましたね。
もしも、この曲が聞ける時がございましたら聞いて頂けると幸いです。
今回のブログがみなさんのお力に
なれれば幸いです。
本日も最後まで読んでくださり
ありがとうございます。
それではまた。